楽しきライブ

とても楽しいライブだった!

音楽について言葉で語ることは私にとっていつもとっても難しくて、

「すごいね!」、「いいね!」、「超たのしい!」、

それくらいしか語彙が出てこない。(短時間でそれ以上説明しようとすると自分でも何を言っているかわからなくなる)

そして先日の広尾のライブは、超!たのしかった!!!

 

もちろん、自分がもっとこうできたら、ああできたら、という思いはいろいろある。

でも今回、それは決して、課題、とか、落ち込む材料、とか、私に足りないもの・できないことのしるしではなく、

もっと楽しそうな世界が向こうに見えるからそこへ行きたくて目を輝かせバタバタしていたら、

ふと気付くと、

------ あら、もう、向こう岸まで泳いできてしまっているじゃない?------

 

そういうタイプの体験がこれから待っていますよ、という祝福のようだった。

音楽にもいろいろあるけれど、私にとって歌うことは、この間の日曜日のように、

小さな何でもない場所で、大いなる歓びの片鱗に少しでも触れることに他ならない。

 

ぷにゃあー!

とにかく楽しかったんです。みんなと一緒に歌えるのがうれしかったんです。みんなの演奏聴くのがとっても楽しかったんです。

ファルコン、小牧さん、どうもありがとう。

 

エリス・レジーナのことを考えながらジョビンの唄を歌い、

気付けば私の心には、先日目にした、アモ・サギアンというアルメニアの詩人の言葉が浮かんでいた。

 

 

たとえ仕事に押しつぶされ

  苦労に際限がなくても

  飛ぶときだけは

  重くならないで、重くならないで

 

 

そんな気持ちは伝わるのだろうか、Wave を歌い終わった瞬間、「絶好調ですね!」と客席からよろこんで声をかけてくれた方がいた。

と、それに気をよくして次の曲で大きなへまをするのがさすが今のわたくし。今度はちゃんと次の曲も歌えるようになりますからね。

 

ちなみに、どんなライブだったかといいますと。

以下、チラシより。

 

Channel 302: Jazz on a Sunday
Afternoon ―Talk & Live―
Vol 4. weTunes...!!!
汗をぬぐいながら、日陰を探して商店街を歩いていたら、
願わくば クーラーの下 我寝なむ
と、どこかのレストランの黒板で、クーラーを覚えた西行法師がぐうたらしていました。
今回4 回目となります Channel 302 は、お盆真っ只中、とても暑そうな日曜日。
外の太陽から逃れていらっしゃった皆さまがひと息つけますように、
ギターの音の風にのせて、少し涼やかな音楽をお届けしたく、、、
これまでと趣向を変えて、バンドメンバーみんなで演奏してみたい曲を持ち寄ってみました。
何回も一緒に演奏しているもの同士、はじめて一緒に演奏するもの同士、
すっかり体で覚えている曲、それとなく知っている曲、聴いたこともない曲。
三人のそれぞれ異なる体験が交わるのは、
バート・バカラック、フォスター、台湾・アミ族のおじいさん、ジョビン、あるいは演奏者本人、、、
様々な人たちが作った音楽を奏で、歌う、たったひととき。
アパートの3 階で、クーラーの下、昼間見る夢、
皆さまとぜひご一緒できますこと、バンド一同たのしみにお待ちしております。



ちなみに。今タイヤル族の母に、この日みんなで歌ったアミ族の歌の録音きいてもらったら、

気分が出ていていいわね♡

と母の目にはハートでした。またみんなで歌いましょうね。楽しかったね!!!

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コメント: 2
  • #1

    サン・マルニ (火曜日, 25 8月 2015 23:19)

    8月のライブは行けなかった。残念!エリちゃんがどんどん自分らしく歌えるようになってきて、その過程を観察するのも大きな楽しみです。お客さんも歌えるのもいいね!

  • #2

    えり (日曜日, 30 8月 2015 11:05)

    サン・マルニ様、コメントありがとうございます!
    そうですね、ライブをはじめた頃からいろいろ変わってきて私自身楽しくなりました。またどうぞ歌いに来てください♪♪