今日は17日(土)HADEN BOOKS『本・つながる・未来』リハ@自宅。
駅まで金子飛鳥さんを迎えに行き、家に向かう途中、
おせんべ屋さんでホワイトデーせんべいなるものを見つけ、
リハのおやつ用に即ゲット。
「ホワイトデーなんてやってるの日本だけだよねー」
とか言いつつ、こういうのは嬉々として買ってしまう。
みんなも結構食べてました。美味しかった♡
リハの復習してみて改めて、飛鳥さんの書く歌詞がとっても素敵。
日本語を歌うのもやっぱりいいなあ。
一曲、歌詞にモンゴル語と日本語の2バージョンあるものがあり、
誰にも「モンゴル語で歌って」と頼まれてなどいないのですが、
両方の言葉で歌ってみることにしました。
というのも。
ちょうど先日あるイベントの楽屋でモンゴル話が大いに盛り上がり、
非常にお話の上手な方がモンゴルについていろいろ教えてくれたため、
私の心の中にはしばらく、
刈り上げ男子(男性は刈り上げの方が多いそうです)
ボディコンフルメイク女子(こちらも大変多いそうです)が、
馬に跨り駆けていく大草原が広がって、とても新しい気持ちになった。
そしてまた別のイベントでは、たまたまその会場近くに相撲部屋があったのですが、
そこで聞いた、白鵬のお弟子さんから誰かが聞いた話(つまり又聞き)
「モンゴルで夜中トイレに行くのは大冒険」というのもとても興味深かった。
ゲル(大きなテントに似たモンゴル式住居)に寝泊まりしていたそうですが、
トイレがあったのはそのゲルの外、
しかもちょっと先(モンゴル的=馬感覚的「ちょっと先」)にあったとのこと。
夜中にどうしてももよおしてしまい、ゲルの外へ出てみたものの、
モンゴルの広大な草原は、先の全く見えない静けさと闇の広がり。
まもなく聞こえてきたのは、オオカミの吠え声。
オオカミの恐怖と尿意が高まりせめぎ合う狭間、馬に乗れないそのお相撲さんは一人、満天の星空の下を、必死でトイレへ走ったのだとか。
モンゴル人と日本人は顔が似てるとよく言われて親近感があるし、
それこそ昔からお相撲さんたちのおかげで馴染みもあるし、
でもこんなにも日常世界が違うのか、と、ものすごーく印象に残っていたモンゴル。
こんなにモンゴルの話が心に貼り付いている時に、モンゴル語詞のついた曲が目の前に出てくる機会はそうそうないだろうと思い、
「これは」と、モンゴル語の歌に挑戦することにしました。
とは言っても、モンゴル語は全くのはじめてなので、まずは発音練習から。
大阪大学のモンゴル語独習コンテンツにたっぷりお世話になっています。この上なく素晴らしいサイト。
ネットでこうやってモンゴル語練習できるなんて、最近の世の中っていうのも捨てたもんじゃないんだなー。
モンゴル語以外にもいろいろあって超オススメです。
さて今日の写真はモンゴルとは関係ないのですが、
先日セロニアスで永田幹子ちゃんとデュオの時、休憩時間にあだまが描いてくれた絵。
「バレエしてるあーちゃん」なんだって。ほんとだね、足が素敵だもんね。
すでにあちこちに書いたけど、みっこちゃん、ピアノがとっても素晴らしかった。ありがとう。感激でした。
今週末から土、日、月、とライブ三連チャン。
Eri Liao Trio+金子飛鳥さん、デュオ with ファルコン、そして私のソロ、とだんだん人数が日々半分になっていく形。
中でも外でもいろいろ起きていますが、こんな時に音楽が、歌が、という人たちのために、自分のために、歌おうと思います。