野紺菊

今朝も富士山がうっすら。昨日と同じくまた少し寒い朝。

 

たくさんの方にCD欲しいと言っていただけてとってもうれしい。ありがとうございます。

手作りっていいもんですね。こんなことするの好きだって思わなかった。というか忘れてた。小学校の時のバザーで一生懸命ちびまる子ちゃんの絵描いてしおり作って売ったのは楽しかった。学級新聞も結構よく書いてたような。子どもの頃はなんだかんだずいぶんいっぱい書いた。文通クラブ入ってたし。「えりの書く話は全部、逃げて逃げて、いつもとにかくみんなで逃げる話なんだよな」ってお父さんに言われたことがあった。そうだったっけな。山が燃えて森中の動物たちが逃げる話を原稿用紙50枚くらい書いた記憶はある。小学校一年生。台北の「金太陽」という喫茶店で、父に見せた。でもこの記憶も夢とぐちゃぐちゃかもしれない。

 

原稿用紙。

父が死んで、使いかけのコクヨの200字の原稿用紙がいっぱい残った。あの緑色の枠線が10代20代の頃はあんまり好きじゃなかったけど、今見るとしみじみとした気持ちになって、いいじゃないと思う。いつも使ってたUniの独特のあずき色の、2mmの芯のシャーペン?もいっぱい残った。普通のシャーペンより全体的に作りが硬くて、普通カチカチ押して芯を出す上のところはカチカチしなくて、ちょっと押すとにゅーって太い芯がずるずるこぼれて出てくるのを紙の上に置いて止めて、書くのにちょうどいい長さに調節したら上のとこから手を離してそこでもう一回芯を止めて、ちょうど指で持つところに目の細かいやすりみたいな銀色の滑り止めがあって、書くと人差し指と中指のの当たるところがざらざら擦れて変な気分になって、親指の先でさすった。あんなものを使うって一体どんな人間だったんだろう。あれもあんまり好きじゃなかったけど、今使ったらいいじゃないって思うもんかな。

 

死んだ人と会えない人と夢で会う人といつもそこにいる人の差がわからない。体温?

 

早く朝風呂に入りたいけど午前中郵便屋さんに集荷に来てもらうことになってるからもうしばらく入れない。

 

はてさて。

今日はライブもないのでちょっとお出かけしようかな。

ゆみちゃん誕生日おめでとう。ベランダの野紺菊の写真。これは10月。今はつぼみ付けたまま冬越しの準備。

 

皆さんもどうぞよい一日をね。ああ晴れてきてうれしいな。